
真澄が新たな境地を切り拓く革新的な大吟醸酒、それが静山です。
従来の日本酒造りの枠を超え、厳選された酒米から醸した大吟醸を
新樽のフレンチオークで2年間熟成させるという、かつてない挑戦から生まれました。
静寂な蔵の中で、時間という最高のスパイスと共にゆっくりと育まれた静山は、
日本酒本来の繊細さに、オーク樽由来の香木のような深い香りが調和した、
まさに東西の酒造技術が融合した逸品です。
グラスに注ぐと立ち上がる甘く複雑な香り、口に含むと広がる奥深い味わいは、
悠久の山が持つ静けさと力強さを表現しています。
伝統を重んじながらも革新を恐れない真澄の新たな挑戦を、どうかご堪能ください。
希望小売価格
720ml 18,700円(税込)
グラスを近づければ、マンダリンのコンフィやドライフルーツの香りに、ローリエを思わせる落ち着いたハーバルな香り、バニラを思わせる甘やかさが寄り添います。 アーモンドやカシューナッツの香ばしさ、シナモンやクローブの気品あるスパイスの香りも感じられ、奥行きのある世界が広がります。
口に含むと、ビターチョコレートやローストしたコーヒーのような深みのある味わいに、 かりんのジュレを思わせる芳醇な甘さが幾重にも重なっていきます。
その奥に漂うのは、新樽ならではの力強さと、森林を思わせるウッディなニュアンス。
余韻には、時を重ねるごとにさらに深まりをみせる未来を予感させます。
クラシカルな熟成酒とは一線を画し、ワインやウイスキーを想わせる重厚さを纏いながら、最後に現れるのは真澄ならではの透明感。 伝統の酒質に、オーク樽熟成という革新を重ねて生まれた、新しい日本酒の可能性を感じさせます。
静山には、オーク樽熟成によって生まれた芳醇さと重厚さに加え、日本酒ならではの米の旨味と透明感が息づいています。その個性を引き立てる料理として、甘味と苦味、油脂のまろやかさを備えたものがよく合います。
「オランジェット」
ビターなチョコレートと柑橘の甘味と芳香が、静山の甘美さを引き立てます。
「レーズンバター」
バターのコクとレーズンの甘やかさに、ほのかな塩味が加わり、まろやかに調和します。
「鴨肉のロースト」
脂の甘みと旨味、香ばしいロースト香が、オーク樽由来のウッディな余韻と響き合いながら、日本酒らしい透明感を際立たせます。
静山の熟成に使用したオーク樽を、オリジナルウッドタグに仕立てました。
時と香りを閉じ込めた、特別な一片です。
1本ご購入につき、ひとつプレゼントいたします。
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日本酒コンサルタント/ジャーナリスト
おおくぼかずよ氏によるテイスティングコメント
おおくぼ かずよプロフィール